「白内障かも」と嫁が言い出した。
母親は10年以上前に白内障の手術を行い、目が良く見えるようになった。
そこで改めて白内障について調べてみた。
「その白内障手術、待った!受ける前に知っておく」を発見。
白内障の手術はしない方がいいのか?
白内障の手術しないとどうなる?
専門家(医者)の意見をまとめてみた。
白内障とは?
白内障とは眼の中の水晶体が白く濁ることで、視界に支障が出る病気です。
●原因
●年齢
症状
病態によって症状が異なります。
初期症状
白内障を放置すると?
*日本では失明原因の5位
原因
発症する原因の一番は老化によるものです。
年齢
60代以上の8割が罹患
若年性の白内障が増加
30~40歳を過ぎたら水晶体が混濁することも多く、中には10代後半での白内障発症例も見受けられます。
若年層の発症原因として、糖尿病、アトピー性皮膚炎、アレルギーの合併症などが挙げられます。
そのほかパソコン、スマホ等の強い光や、紫外線、怪我などによる目のダメージも白内障の原因となります。
※参照:白内障とは【先進会眼科】
白内障の治療
●手術
薬
白内障の治療は一般的に、症状の進行を遅くする薬剤(主に点眼薬)で経過観察を行います。
早めに薬剤で進行を抑制出来れば、手術しなくて良い場合もあります。
手術
症状が進行してからでも、取り返しのつかないことにはなりません。
その場合は水晶体再建術という手術で完治を目指します。
白内障の手術のメリット・デメリット
●デメリット
メリット
白内障の手術のメリットは、目が良く見えるようになることです。
私の母親の場合、手術が大成功。
今まで見えなかった細かい字まで見えるようになりました。
デメリット
手術の失敗
手術は人間がすることなので、手術の上手い下手があります。
万が一、手術の下手な医師が執行した場合、失敗のリスクがあります。実際、私の知り合いで白内障の手術に失敗した方がいます。
思った程、見やすくない
白内障の手術をしたものの、「思ったほどほくならない」「むしろ調子が悪くなった」という人もあります。
また、「白内障の手術を受けた後に近見視力が下がるのはよくある事です。」
【参照文献】
「その白内障手術、待った! ―受ける前に知っておくこと」
彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長 平松類著
白内障の手術をしないとどうなる?
白内障の症状が進行すると、物がみえにくくなり、生活に支障が出ます。
最悪の場合、失明する可能性があります。
但し、進行を抑制出来れば、手術しなくて良い場合もあります。
進行を抑えるには?
●食品・食事
●サプリメント
目薬
症状の進行を遅くする薬剤(主に点眼薬)があります。
食品
白内障にいい物質の一つは抗酸化物質と言われるもので、アントシアニンが一番有名です。
アントシアニンは、ブルーベリーに含まれています。
抗酸化物質にはアントシアニン以外にルテイン、カシス、ビタミンCなどもあります。
また、AGE(終末糖化産物)を少なくすることもポイントです。
AGEを摂りすぎると老化が促進されて白内障が進んでしまいます。
一番よくないのはコーラやジュースなどの清涼飲料水です。
サプリメント
目に効果のあるものとしては、ルテインが含まれている複合サプリメントがおすすめです。
白内障の手術はいつ受ける?
白内障の症状が出たら即手術ではありません。
即手術を勧める医者もありますが、白内障の手術にはメリット・デメリットがあります。
生活に支障が出ない程度に進行を抑えることが出来れば、手術を受けなくても済む場合があります。
まずは、自分で出来る事「白内障の進行を抑えるには?」を実行することが大切です。
白内障の手術はしない方がいい?手術をしないとどうなる?【まとめ】
白内障の手術にはメリット・デメリットがあります。
⇒白内障の手術のメリット・デメリット
手術をしないとどうなる?
白内障の症状が進行すると、物が見えにくいた為、QOLが低下して生活に支障が出ます。
最悪、失明のリスク*があります。⇒白内障の手術をしないとどうなる?
*但し、失明のリスクは低いです。
進行を止めるには?
白内障の症状があると即手術を勧める医者もいますが、白内障の手術には手術の失敗等デメリットもあります。
進行を抑える目薬や、自分で食生活の改善で進行を抑えることができれば、手術をしないで済む場合もあります。⇒白内障の進行を抑えるには?