薄毛・育毛・脱毛・白髪等の頭髪ケアでやっていはいけないことが「やってはいけない頭髪ケア」という本で紹介されていました。
何を「やってはいけない」のか?
- ≪目次≫
- 指の腹を使ってシャンプーしてはいけない
- シャンプー時に抜け毛を恐れてはいけない
- 1日に何度も髪を洗ってはいけない
- 抜け毛の本数だけを気にしてはいけない
- 毛量が多いから…と、安心してはいけない
- 生え際の後退=薄毛と早合点してはいけない
- 薬用シャンプーは薄毛が進行してから使ってはいけない
指の腹を使ってシャンプーしてはいけない
「シャンプーするときは、爪を立てて洗ってはいけない」。
これは事実です。
爪の先で洗うと頭皮を傷つけてしまいます。
だからと言って、爪で傷つけないように指の腹で洗うのもNGです。
何故なら、指の腹でこすることで「新生毛」も一緒に引き抜いてしまうからです。
正しい洗い方は指の腹ではなく、指頭をしっかりと頭皮にあてること。
頭皮をこすって洗うのではなく、指をあてたまま頭皮ごと動かすように洗う事が大切です。
シャンプー時に抜け毛を恐れてはいけない
シャンプーをする際、頭皮をゴシゴシこすって洗っていませんか?
また、シャンプーのやり過ぎや、反対にシャンプー不足も抜け毛を増やすことになります。
逆に抜け毛が嫌で恐る恐る洗っている方もおられると思います。
しかし、こちらもお勧めできません。
恐る恐る洗うと毛穴などの汚れが落ちきらず、血行も良くならず、結果として抜け毛などの誘因になってしまいます。
1日に何度も髪を洗ってはいけない
シャンプー剤の種類や選び方や洗い方によっては、洗い過ぎでかえって髪を傷めたり、新生毛を引き抜いている可能性があります。
間違ったシャンプー方法で、かつ洗う回数が増えれば、それだけ新生毛を引き抜いている可能も高まります。
抜け毛の本数だけを気にしてはいけない
男女の平均は5年ですので、通常は1日約55本は抜けていることになります。
1日に200本も300本も抜けるようであったり、細くて短い毛が多く抜けているような状態は、何らかの体調以上があったと考えるべきです。
毛量が多いから…と、安心してはいけない
近い将来、薄毛になるかどうかは、頭皮の状態を見れば分かります。
頭皮が薄く、硬い部分があれば要注意。血液の流れが悪くなっていて、毛髪の成長を妨げています。
生え際の後退=薄毛と早合点してはいけない
薄くなってきた部分の毛がもともとの額の毛なのか、髪の毛が細くなって産毛化しているのかがポイントです。
額がハゲ上がって広くなっている部分のウブ毛が1本ずつになっている場合は、ハゲて後退しているのではなく額が生まれつき広い人です。
薬用シャンプーは薄毛が進行してから使ってはいけない
薬用シャンプーに切り替えるのは、抜け毛の数が正常の範囲を超えたりフケが多くなったと感じたり、「現状維持したい」という気持ちになったときを目安にします。
薬用シャンプーは予防的に早めに使用することがオススメです。
※参考文献:「やってはいけない頭髪ケア (青春新書インテリジェンス)」/板羽 忠徳 (著)