歯茎に白いプツっとしたできものが出来た。
舌で触ってプツっとした感触を感じ、鏡で見たら白いできもののようなものがあった。白ニキビに似てなくもない。
しかし、痛くもなんともない。
さらに翌日には小さくなっていた。
これを2~3回繰り返した。
この歯茎に白いプツっとしたできものは何だろうか?
そこで歯医者に行った。
歯茎に白いプツっとしたできものの正体・原因・治療法について。

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歯茎に白いプツっとしたできものの正体

歯茎に白いプツっとしたできもののは、「フィステル」というものらしい。
“白ニキビ”のように見えるが、歯茎には毛穴はないので、”ニキビ”とは違う。

「フィステル」とは?

 

「フィステル」とは、歯茎にできるできものの一種。
「瘻孔(ろうこう)」や「サイナストラクト」と呼ばれる場合もある。
「フィステル」ができたとしても痛みがないため気づかない・気にしない人も多くいるが、自然治癒が難しい・治療が必要な症状といえる。

「フィステル」のある歯茎では、歯の根っこ部分(歯根)の先端で炎症が起きてできた膿みが袋(歯根嚢胞)を作って溜まっている。
膿みが溜まるにつれて歯根嚢胞の内圧は上昇する。
すると内圧を下げるために、歯茎の表面まで管を伸ばして膿みを放出しようとする。
歯茎の表面まで管がたどり着くと、ニキビのようにプクッと腫れあがる。
これがフィステル。
膿みの色が透けて白く見える。
膿みを放出するために小さな穴が開いており、指などで押すと実際に膿みが出てくる場合もある。

※参照「フィステル」は潰すな!子供の乳歯にもできて自然治癒や市販薬では治らない【なごみ小児歯科クリニック】

「フィステル」の原因

「フィステル」には3つの原因が考えられる

●歯の神経が死んでいる
●治療済みの歯からの再感染
●歯根破折

「フィステル」治療方法

「フィステル」は放置しても治らない。
歯科医に治療してもらう。
歯医者では以下の治療や処置が行なわれるようだ。

●根管治療・感染根管治療
●歯根端切除術
●抜歯

歯科医の診断と治療方法

私の場合、問題の白いプツっとしたできものは、3本の歯をブリッジにした被せ物の内側の歯茎に1つあった。
歯科医は「レントゲンを撮ってみないと、状況がわからない」ということで、レントゲン写真を撮る。

歯茎の白いプツッとしたできものの原因

歯茎の白いプツッとしたできものの正体は膿だそうだ。
原因は、歯の根っこに炎症が起きている。
レントゲン画像では1本の歯の根っこが”がかけている”、”溶けている”ということだった。

処置

私の歯茎に出来た歯茎の白いプツッとしたできものは穴が開いており、そこから膿を出しているらしい。
どうりで翌日は小さくなっているわけだ。
医者は、”噛み合わせを調整する”、”膿を出す”、”歯垢を取る”、”炎症を抑える薬を塗る”といった処置を行ってくれた。

膿が出ないで貯まる一方だと、顔が変形するぐらい腫れ、大変なことになるらしい。

そして、炎症を抑える薬(抗生物質)を3種類、4日分出された。
薬を飲んで、3~4日後に再診察という段取りだ。

何故、3種類も必要なのか理由は知らないが、1日3回、毎食後に飲む。

・ロキソプロフェンナトリウム錠
・レバミピド錠
・サワシリンカプセル

【歯医者の薬】白いプツっとしたできもの

治療

炎症の薬は炎症を抑えるだけなので、根本的な治療が必要なのではないか?
医師に確認したところ、抗生物質で症状が収まる場合もあるのだとか。

症状が収まらない場合は、治療が必要になるらしい。
私はてっきり、歯に被せているものを取って、治療するのかと思ったが、年末年始をはさむこともあり、この時期にやるのは避けた方がよいようなアドバイスを受けた。

とりあえず、薬を飲ん、症状がどう変わるかを診て、今後の治療方法が分かるようだ。
次回の診察日の予定を入れた。
初回の診察料は3,350円だった。

尚、3日まじめに飲んだが、普段薬を飲まない為か、体調がおかしくなった。
但し、その間、白いプツッとしたできものは出来ないので効果があることは間違いないようだ。

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