若い女性の2人に1人が便秘に悩んでいます。
さらに、女性のどの世代にとっても体の悩みの上位に「便秘」が挙がっており、便秘解消は特に女性にとって大きな関心事と言えます。
便秘の原因と害について。

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便秘人口

厚生労働省によると調査によると、便秘に悩むヒトは6600万人で、便秘であることを隠す人や自覚のない人を含めると、ついに1000万人を超すのではないかと推測されます。

年代は10代後半から30代前半の女性に多く、この年代では40~50%が便秘であることを自覚しています。

つまり、2人に1人が便秘という訳です。

また、便秘外来を訪れる患者さんでは重症の便秘や下剤依存症の方が増えているという実感があります。

便秘とは?

そもそも「便秘」とはどういう状況を指すのでしょうか?

まず、「何日間排便がなければ便秘である」といった明確な定義はありません。

一般的には、排便が週に1回程度だったり、薬が無いと排便できなかったりするような状態だと「便秘」と考えらえることが多いようです。

専門医の間での共通認識としては、2~3日に一度排便があり、その他の症状がなければ、「便秘」とは言わないようです。

しかし、1日おきに便が出ていたとしても、「ガスが出ない」「お腹が張っている」などの苦しさがあれば、腸内環境は悪化していると推測できます。

便秘の害

排便の最も大きな役割が、便を介して老廃物を排出することです。
従って、便秘が続くと、体に「老廃物」を溜め込むことになります。

すると、老廃物の蓄積から、血流の悪化や代謝の悪化が起こってきます。
これが引き金となって、腹部の膨満感や腹痛が現れやすくなります。

また、症状は腹部だけにとどまらず、むくみや冷え、肌荒れやニキビ、体臭など全身に及んでいきます。

さらに怖いのは、便秘を放置しておくと大腸がんのリスクが高まるだけでなく、全身の免疫力が下がってしまい、さまざまな病気にかかりやすくなるのです。

便秘と腸内フローラ

人間の腸の中には、1人あたり種類としては100種以上、数としては100兆個以上の腸内細菌が棲みついています。

腸内細菌には体によい働きをする善玉菌と、逆の働きをする悪玉菌があり、
偏った食事やストレス、疲労、運動不足など、さまざまな理由で悪玉菌の数が増えます。

つまり、便秘は腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスが崩れているという警告なのです。
腸内フローラ 善玉菌の増やし方

ささいな便秘も放置すれば、重篤な事態を引き起こします。

便秘の原因

ささいな便秘が頑固な便秘になるには下記の10個の理由が考えられます。
ここから便秘を解消する手立てを立てることが可能です。

①便意の我慢
②朝食抜きや過度の小食
③睡眠不足や夜型の生活
④冷えと水分不足
⑤運動不足
⑥加齢
⑦女性ホルモンの影響
⑧手術の後遺症
⑨特定の病気や薬の影響
⑩下剤の乱用

そして、便秘を悪化させるもう一つの要因は、「ストレス」です。
精神t的緊張は交感神経を優位にさせるため、便秘を助長させる大きな原因となります。
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