頭皮のベタつき・ベタベタにお悩みの方におすすめのシャンプーは何でしょうか?
シャンプーは洗浄剤の種類で石油系・石鹸系・アミノ酸系に分かれます。
また、最近では炭酸の力で汚れを落とす炭酸シャンプーも注目されています。
さらには、頭皮ケアに特化してスカルプシャンプーも人気です。
頭皮のベタつき・ベタベタにおすすめのシャンプーは石油系界面活性剤配合シャンプー・石鹸シャンプー・アミノ酸シャンプー、炭酸シャンプー、スカルプシャンプーのいずれでしょうか?
石油系・石鹸系・アミノ酸系・炭酸・スカルプシャンプーを徹底比較します。

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シャンプーの種類

シャンプーは配合されている洗浄成分で以下の3種類に分かれます。

●石油系界面活性剤配合のシャンプー
●石鹸(せっけん)シャンプー
●アミノ酸シャンプー

シャンプー

石油系界面活性剤配合シャンプー

石油系界面活性剤配合のシャンプーの特徴は、泡立ちが良く、洗浄力が強い点にあります。

しかし、洗浄力が強い故に、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮が乾燥し、それを補う為に皮脂が過剰分泌して、頭皮のべたつきを招きます。

石油系界面活性剤使用のシャンプーは頭皮のべたつき、ベタベタを押えるには不向きです。

石鹸シャンプー

石鹸シャンプーは要は固形石鹸のシャンプー版だと考えると理解しやすいかと思います。

石鹸シャンプーも洗浄力が強いの特徴です。
固形石鹸で頭を洗うとすぐ分かりますが、髪がギシギシします。
これは石鹸がアルカリ性なので、髪がアルカリ性に傾いたためです。

アルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻すために酢リンス等の酸性成分が配合されたリンスを使用する必要があります。
クエン酸リンスかコンディショナーは必須です。

石鹸シャンプーは基本的に同じメーカーが石鹸シャンプー用のリンスを販売しており、併用するのがベストです。

石鹸シャンプーは余分な成分が配合されていないので、アトピー性皮膚炎等、頭皮トラブルを抱えている方に向いています。

石鹸シャンプーは石油系界面活性剤仕様のシャンプー同様、洗浄力が強いので、頭皮がべたつく人には向いていません。

アミノ酸シャンプー

肌や髪はアミノ酸で構成されています。
従ってアミノ酸シャンプーは肌や髪に馴染みが良いシャンプーです。

皮脂を取りすぎないというメリットはありますが、洗浄力が弱いというデメリットがあります。

当然、毛穴の汚れをスッキリ落とすことはできません。
しかし、毛穴の汚れをスッキリ落とせないのは、アミノ酸シャンプーに限ったことではなく、どんなに洗浄力が強いシャンプーでも皮脂は落とせても、毛穴の汚れは2割は落とせないと言われています。

アミノ酸シャンプーは一見、頭皮がべたつく人には不向きに思えます。

しかし、シャンプー前の湯洗い(又はオイルクレンジング)とスカルプブラシの活用することで、毛穴の汚れをスッキリ落とすことが可能です。
▶頭皮オイルクレンジング⇒頭皮オイルクレンジング効果[頭皮のべたつき・臭い・かゆみ]&やり方・頻度
▶スカルプブラシ⇒スカルプブラシの効果&ブリュス・ユニヴィアラ・ワールドモデルの違い比較

アミノ酸シャンプー+予洗い・スカルプブラシ(週1~2回はオイルクレンジング)で、頭皮に刺激を与え過ぎず、皮脂等の汚れを落とすことが可能です。

公式サイトではお得なキャンペーンを実施中です。
※アミノ酸シャンプーのおすすめ比較は別記事参照

シャンプーは洗浄成分で3種類のシャンプーに分かれました。
しかしこれ以外にもシャンプーの種類はあります。
まず、炭酸シャンプーです。

炭酸シャンプー

炭酸シャンプーとは、”炭酸”を使ったシャンプーです。
“炭酸”の洗浄力で頭皮を洗うシャンプーになります。

炭酸シャンプーの効果

“炭酸”は、通常のシャンプーの泡では落としきれない頭皮の皮脂汚れや毛穴に蓄積した、角質、スタイリング剤の成分などを落とすことが可能です。

さらに”炭酸”には血行促進効果がありますので、頭皮環境を改善するのにぴったりです。

炭酸シャンプーは、頭皮の汚れを落としつつ、血行促進を促すことが出来る高機能シャンプーと言えます。

炭酸シャンプーのデメリット

炭酸シャンプーは頭皮の皮脂をしっかり落とすので、頭皮が乾燥する方は注意が必要です。

また、あくまでも頭皮ケアがメインのシャンプーなので、ダメージヘアの改善には不向きです。

頭皮のべたつきに炭酸シャンプーは?

結論から言うと、炭酸シャンプーは頭皮のべたつき解消におすすめです。
刺激の強い洗浄剤で皮脂を落としているわけではないので、頭皮に優しいです。

※男性用炭酸シャンプーのおすすめは⇒頭皮ケアにおすすめ炭酸シャンプー[メンズ]3選~価格・内容・口コミ比較

最後にスカルプシャンプーです。

スカルプシャンプー

スカルプシャンプーは頭皮(スカルプ)ケアに重点を置いたシャンプーです。

頭皮の皮脂を取りすぎないよう低刺激で洗浄力のある成分が配合されているのが特徴です。

スカルプシャンプーの成分

スカルプシャンプーによく含まれる成分には以下のものがあります。

●洗浄成分:ココイルグルタミン酸2Na、ラウロイルメチルアラニンNa・他
●保湿成分:グリセリン、ヒアルロン酸Na・他
●血行促進成分:センブリエキス、ゴボウ根エキス・他

スカルプシャンプーの効果

スカルプシャンプーは頭皮環境を改善することを目的としたシャンプーです。

これまで、石油系界面活性剤配合シャンプー、石鹸シャンプー、アミノ酸シャンプー、炭酸シャンプーをご紹介してきました。

しかし、これらのシャンプーが頭皮のベタつきやベタベタ対策に有効なのかは調べてみないと分かりません。

その点、スカルプシャンプーは、目的がハッキリしているので、頭皮トラブルで悩んでいる方に取って分かりやすいシャンプーと言えます。

但し、スカルプシャンプーは頭皮トラブル解消が目的のシャンプーの為、自分の頭皮トラブルに合ったスカルプシャンプーを選ぶ必要があります。

ちなみにスカルプシャンプーで有名は「スカルプD」には、脂性・超脂性・乾燥の3種類がり、いずれも男性用です。

※スカルプシャンプーのおすすめ比較は⇒スカルプシャンプー[メンズ]のおすすめ5選比較[価格・効果・口コミ評価]

頭皮のベタつきにおすすめのシャンプーは?

ここまで、5種類のシャンプーをご紹介してきました。

●石油系界面活性剤配合シャンプー
●石鹸シャンプー
アミノ酸シャンプー
炭酸シャンプー
スカルプシャンプー

石油系界面活性剤配合シャンプーと石鹸シャンプーは洗浄力が強く、頭皮のベタつき・ベタベタ解消には不向きです。

アミノ酸シャンプー

アミノ酸シャンプーは、他のシャンプーと比べると、洗浄力が弱いのがデメリットですが、肌馴染みは良いです。

アミノ酸シャンプー+スカルプブラシの活用や週1~2回の頭皮オイルクレンジングでケアの汚れをスッキリ落とすことが可能です。

炭酸シャンプー

“炭酸”には皮脂や毛穴の汚れを落とす効果と血行促進効果が期待できます。
炭酸シャンプーは、「スカルプブラシや頭皮オイルクレンジングが手間」と言う方におすすめです。

スカルプシャンプー

スカルプシャンプーの中には、薬効成分が含まれている医薬部外品のものがあります。

前述のスカルプDがそうです。

「医薬品が配合されているシャンプーは嫌」と言う方には、医薬成分が配合されていないスカルプシャンプーもあります。
※スカルプシャンプーのおすすめ比較は別記事参照

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