花粉症の人にとって悩みの種のスギ花粉の季節がやってきました。
2016年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量はほぼ全国的に平年(2008~2015年平均)より少なくなる見込みで、東日本を中心に予想飛散量が平年の70%未満となる地域が目立ちます。
但し、花粉の飛散量は地域及び前年夏の気温等で異なります。
かくいう私もスギ花粉にアレルギーがあります。
花粉症とは?花粉症の症状と風邪との違い。

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花粉症の症状

花粉症はアレルギー性鼻炎の1種で、アレルゲンが花粉です。
アレルギーとなる花粉にはスギ花粉、ブタクサ等があります。

花粉症と似た症状に通年性アレルギー性鼻炎があります。
1日に何度もくりかえすくしゃみ、水のように流れる鼻水、鼻詰まり、という花粉症とおなじような症状が、年間を通して起こるところが、花粉症とは違う病気。

これもアレルギーの病気で、原因はハウスダスト、なかでもダニが多く、そのほかペットの毛なども原因になる。

花粉症は「季節性アレルギー性鼻炎」とも呼ばれている。

花粉症の主な症状は次の通りです。
1.続けざまにでるくしゃみ
2.水のようなサラサラした鼻水
3.がんこな鼻詰まり
4.目やのどのかゆみ
5.少し熱っぽかったり頭痛がする
6.頭がぼーっとして集中できない
7.毎年、同じ時期に同じ症状が出る
8.家族の中にアレルギー体質の人がいる

花粉症の症状は風邪の症状とも似ていますが、次の点で異なります。
・目やのどのかゆみ
・毎年、同じ時期に起こる

また、蕁麻疹(じんましん)のような症状が出る場合もあります。

症状から花粉症かどうかを推察することは可能ですが、より確実なのは何に対してアレルギーがあるかを調べることです。

花粉症のRAST検査

人によってアレルゲンは異なります。
アレルゲンは検査(耳鼻咽喉科)で調べられます。

アレルギー検査はアレルゲンの可能性のあるものを指定して行います。
私の場合、ダニ・ハスダスト・花粉を調べてもらいました。
採血して結果は翌日に出ました。

結果は杉がクラス3(判定2+)、ヒノキがクラス3(判定1+)でした。
※クラスは0から6の7段階です。

クラスと発症率の関係は次のようです。
クラス6:100%
クラス5:85%
クラス4:50%
クラス3:38%
クラス2:13%
クラス1:3%
クラス0:3%

クラス1は疑陽性つまりアレルゲンである疑い、クラス2以上は陽性つまりアレルゲンの可能性が高い、クラス4以上は強陽性で大部分の患者さんがアレルギー反応を示すといわれています。ただし、なかにはIgE抗体が証明されても症状が認められないこともあります。

採血以外にも花粉症の検査はあります。

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