シミは30代・40代・50代の肌の悩みの第一位です。
妊娠・産後に出来るシミもあります。
シミの原因は?
シミを消す方法とは?
皮膚科のシミ取り(レーザー治療)に効果はあるのでしょうか?
シミの原因と消す方法についてご紹介いたします。

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シミとは?

シミとは「皮膚にメラニン色素が蓄積され濃く見えてしまう部分」のことを指します。
通常、メラニン色素は肌がターンオーバーしていく過程で古い角質とともに体外へ排出されます。
しかし何らかの原因によりターンオーバーが乱れてしまうと、メラニン色素が排出されずに蓄積し、シミとなります。

メラニン色素自体は紫外線や物理的な刺激による害から肌を守るために必要なものです。
メラニン色素がないと紫外線や物理的な刺激に弱くなり、皮膚が赤くなりやすかったり皮膚がんのリスクが高まったりすることがあります。

それではメラニン色素が蓄積してシミになってしまう原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

シミの原因

【一般的なシミの原因】
シミの原因で最も一般的なものは「紫外線」です。

紫外線は太陽から降り注ぐエネルギーの強い光で、皮膚に当たると刺激となります。
適量の紫外線はビタミンDの合成を促し、骨を丈夫にするため健康にとってよいものです。
しかし過剰に紫外線を浴びるとメラニン色素が大量に生産され、シミの原因となります。

若いうちはUVケアをあまりしなくても肌のターンオーバーが活発なため、生産されたメラニン色素はすぐに体外へ排出されます。
しかし加齢とともに肌のターンオーバーが遅くなっていくため、メラニン色素が排出されずに蓄積しやすくなっていきます。

【妊娠・産後のシミの原因】
妊娠・産後にシミが出来やすいのは、ホルモンのバランスが乱れやすいことにあります。

◇妊娠中のシミ
妊娠中は”エストロゲン”と同時に”プロゲステロン”も多く分泌されるため、メラニンが生成されやすくなり、シミが出来やすくなります。
※”エストロゲン”はコラーゲンやヒアルロン酸を生成し、肌のハリや弾力を保つ美肌ホルモンです。
※”プロゲステロン”は妊娠を助ける大切な働きをする女性ホルモンですが、メラニンを生成するメラノサイトを刺激する為、分泌量が増えるとシミの原因に。

◇産後のシミ
“エストロゲン”と同”プロゲステロン”がどちらも急激に低下することにより、バリア機能が低下。
紫外線などの影響を受けやすくなります。

シミを消す方法

シミを完全に消すことは難しいでしょう。

しかし限りなく目立たないようにすること自体は可能です。
まずはセルフケアでシミを消す方法について見ていきましょう。

セルフケアの場合、「美白有効成分」という成分が原料として使用されているスキンケアアイテムを使うと効果的です。
美白有効成分は厚生労働省がシミを防ぐと認可し、表示を許可している成分です。
アルブチンやビタミンC誘導体、コウジ酸などが該当し、シミの気になる部分に継続的に使用することで徐々に薄くしていくことが可能です。
同時に肌のターンオーバーを正常にするために規則正しい生活を送ることも重要です。
十分に睡眠を取り、バランスの良い食事を食べ、肌が乾燥しすぎないように空調に気を付けるようにしましょう。

皮膚科のシミ取り(レーザー治療)は効果あり?

エステサロンなどの美白の施術とは異なり、皮膚科クリニックや美容クリニックでのシミ取り施術は医療行為です。

そのため効果はそれなりに高いです。
シミはメラニン色素が蓄積することで発生します。

レーザーのような強い光をシミの部分に照射することによって、メラニン色素を破壊しシミを薄くしていきます。

破壊されたシミは肌がターンオーバーする過程で体外に排出されていきます。

レーザーは強い光なので肌に負担もありますが、クリニックでの施術の場合、アフターフォローが万全なのもメリットです。

ただしシミを取る施術は自由診療のため、費用が高くなりがちなことには注意しましょう。

エステサロンなどの美白の施術とは異なり、皮膚科クリニックや美容クリニックでのシミ取り施術は医療行為です。

そのため効果はそれなりに高いです。

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