花粉症の検査方法

花粉症かどうかは症状から類推することが可能ですが、より確実にするにはアレルギー検査を受けることです。
検査の方法は複数あり、総合的に判断すると確実です。
花粉症以外の鼻の病気が症状の原因になっていることもあり、その場合、その病気を治療することで症状が改善される可能性が大です。

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問診

問診で確認する項目は次の7点です。

①どんな症状があるか、そのなかで一番つらにのは何か?
②その症状はいつから始まったのか、何年前からあるか?
③どんなとき(季節、時間帯、天候など)に症状が悪化するか?
④現在まで、どのような検査と治療を受けてきたのか。使った市販薬と、その効
⑤花粉症以外のアレルギーの病気はあるのか?
⑥家族や親族にアレルギーの病気はいるか?
⑦お住まいの住所、どんな家で周りの様子は、という住宅環境、職場環境、ペットは飼っているいるのか等

鼻粘膜(鼻鏡)検査

鼻鏡という専用の器具で、鼻の粘膜を調べる検査。
健康な方の鼻粘膜はピンク色だが、花粉症の方は赤かったり、通年性のハウスダスト・アレルギーの方では白っぽくなっているなど、病気ごとに特徴的な所見がある。
同時にほかの鼻の病気(副鼻腔炎や鼻のポリープ、鼻中隔彎曲症など)がないかも確認。
本人に自覚がなくても、こういう病気を持っている方は決して少なくない。
どれも花粉症の症状(とくに鼻詰まり)お重くし、治らなくしている原因の1つ。

鼻汁好酸球検査

薬包紙という、薬を包むのに使うサラサラした紙でかんでもらい、その鼻汁を顕微鏡で調べる。
白血球の1種である好酸球がふえていると、アレルギー性鼻炎であることが明らかになる。
好酸球はアレルギー反応が起きたところの血管から組織にしみだしてくる。
鼻汁に好酸球が入っていれば、鼻の粘膜でアレルギー反応が起きている証拠。
また、かゆいなど目の症状が強い方では目の結膜の分泌物をしらべることもあり、そこに好酸球がみられたら、その結膜炎はアレルギー性ということがわかる。

RAST(ラスト)検査

少量とった血液を、スギやブタクサ、カモガヤなど、花粉症を起こすことがわかっているいくつかの物質と反応させ、その物質の対する「特異的IgE抗体」が増えているかどうかをしらべる血清抗体検査で、アレルギーの原因をつきとめようという検査。
検査機関に送るので、結果が出るまで数日かかる。
なお、IgE抗体というのは、アレルギー反応が起きているときに、血中の中に増える抗体のこと。
花粉症のRAST検査

皮膚反応検査(皮内テスト)

皮内に、花粉症を起こすいくつかのエキスを注射し、15~20分間安静にして、どんな反応がでるかを見る検査。
スギ花粉症の方なら、スギ花粉エキスを注射したところが数分もするとかゆくなり、15~20分後には、虫刺されの様に赤く腫れる。
ぷくっと腫れたところを「膨疹(ぼうしん)」といい、その膨疹の直径が10mm以上、まわりの赤い部分(紅斑)が20mm以上あると「陽性(+)」と言う風に、膨疹や紅斑の大きさで何段階かに分ける。
この検査は、短時間で結果がわかるし、費用もそれほどかからない。

鼻誘発検査(鼻誘発テスト)

ちょうど花粉を吸いこんだ時のように、花粉エキスをしみこませた小さな布や濾紙を鼻に入れて、どんな症状が、どの程度出るかを知れべる。
鼻の3大症状(かゆみやくしゃみ、鼻水、鼻詰まり)がすべてあり、特にくしゃみをつづけて6回以上すれば、+++の強い要請。

この鼻誘発テストと皮内テスト、それに鼻汁好酸球検査の結果を総合して、「鼻アレルギー診療ガイドライン(通年性鼻炎と花粉症)」では、その方の花粉層の病型や程度を分類する。

エックス線・CT検査

鼻詰まりが強い方などの場合、副鼻腔炎やポリープ、またはそのほかの鼻の病気がないかどうかを調べる検査。

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